睡眠時の軟骨ピアスは付けっ放しにしてもいい?


睡眠時の軟骨ピアスは付けっぱなしでいいの?外したほうがいいの?

日頃からピアスホールのケアをしっかりしている人でも、そのような疑問を持っている方が多いと思います。

今回は軟骨ピアスを中心に、ファッションピアスやその他ボディピアスの睡眠時の扱いを紹介していこうと思います!

軟骨ピアスをしたまま睡眠していい?

ピアスホールが安定する前に外してしまうと、ピアスホールが閉じてしまう可能性があるため、ピアスホールが安定するまでは付けっぱなしで寝る必要があります。

なので、ファーストピアス、セカンドピアス期間中は付けっ放しで寝るようにしましょう。

ピアスホールが安定した後も、付け外しが面倒なので付けたまま寝たい方も多いと思います。

安全面を考えると外して寝るのが良いですが、ピアスホールの安定前のように付けっ放しで寝る事も可能です。

付けっぱなしで寝る場合は、下記の注意点を参考にしてください。

ひっかからない形状

まず注意するのは布団や枕などにひっかかりやすいデザインの物です。

こちらは睡眠中に髪の毛や寝具に引っかかることでピアスホールに傷がついたり、ピアスが取れてしまう可能性があります。

モチーフやチャームの付いた物、引っ掛けるタイプのピアスは外して寝ることをおすすめします。

壊れない形状

モチーフやチャームは素材にもよりますが、寝ている間に圧迫されて変形してしまう可能性があります。

引っ掛けるタイプはピアス自体が小さくても、装着の構造上キャッチで止めないので、非常に外れやすく、結果的に壊れやすいので注意です。

刺さらない形

ストレートタイプのピアスの中でもシャフトの長い物には注意が必要です。

寝ているときに下側に長いピアスなどをつけていると、顔などの皮膚にあたってしまい、あとが付いたり内出血したりするので気をつけましょう。

特にファッションピアスなどで裏側のシャフトがキャッチなどで覆われていないタイプは寝返りの時に皮膚に刺さりやすいです。

着けたまま寝ていいピアス

注意するべき項目を紹介しましたがこちらでは実際に付けて寝ても平気なピアスを紹介します。
もちろん部位などによってことなるので、あくまで参考程度にしてください。

  • ストレートバーベル
  • ラブレッドスタッド
  • バナナバーベル

あくまでシンプルなデザインのものに限りますが、これらの形で小さめのサイズなら、着けたまま寝ても平気でしょう。

これ以外のピアスはオーソドックスな物で、キャプティプビーズリングやサーキュラーバーベル、セグメントリング等がありますが、円形のデザインは引っかかりやすいのであまりおすすめしません。

ただし、形状で判断せず、サイズが大きいものなど寝るときに圧迫されて痛い部位はちゃんと外して寝ることをおすすめします。

そうしないとピアスホールが傷ついて炎症を起こし、化膿してしまう可能性が高くなってしまいます。

炎症や化膿が起きた場合、痛みも伴い他のトラブルにも繋がります。

ファーストピアスやセカンドピアスは付けっぱなしにしよう!

ピアスの睡眠時の扱いですが、ファーストピアスの場合は例外として絶対に外さないで寝るようにしてください!

ファーストピアスの時点ではピアスホールが安定していないので、寝ている間に閉じてしまうことがあります。

特に睡眠中は引っかかり等で外れてしまっても、気付かない事があるため、そのままピアスホールが閉じてしまうという例もあります。

そうならないようにファーストピアスの段階では特に睡眠時の対策には注意しましょう。

またファーストピアスは寝ている間以外でも、安定するまでは着けっぱなしにしましょう。

一度に両耳の軟骨にピアスホールを作った場合、痛くて寝返りがどちらにも打てずに寝られないことがあります。

睡眠時の寝返りで困らないためにも、計画的に左右のピアスは別々のタイミングで開ける事をおすすめします!

寝る時に困らないファーストピアスの選び方

ファーストピアスのヘッドは4mm以上ある物がおすすめです。

これはヘッドが小さいと寝返りの衝撃などで、ピアスホールに食い込んでしまう可能性があるためです。

シャフトは長すぎる物だとは寝返りの際に刺さる可能性があります。

自分のピアスホールの部位に合った、長すぎない物を選択しましょう。

ファーストピアス中の寝方の注意点

ピアスホールを枕に押し付けないようにしよう

寝るときはできるだけ、開けたピアスホールを下にしないように寝ましょう。

両耳に同時に開けた場合は出来るだけ仰向けで寝るようにするのが良いです。

ピアスホールを枕に押し付けて圧迫してしまい、できたばかりのピアスホールに刺激を与える事で、傷が出来腫れの原因になってしまいます。

枕カバーを清潔にしよう

気をつけていても寝返りなどで、どうしてもピアスホールと枕カバーが接触することがあります。

この時枕カバーが清潔でないと、雑菌などから化膿して腫れてしまう事があります。
枕カバーを清潔にするよう洗濯の頻度を上げる、枕にタオルを巻いて毎日交換してあげるといった手もあります。

タオルを使う場合は、ピアスが引っかかりにくい素材を選ぶようにしましょう。

枕を柔らかい物にしよう

硬い枕だと寝返りする時に痛みを感じやすいです。

衝撃も分散されるので、柔らかい枕を使うことで、ピアスホールへの負担を減らす事ができます。

あまり神経質にならない

ピアスが痛くて気になる場合、寝返りは打たないほうが良いです。

ですが、寝ている時は無意識に寝返りを打ってしまいますよね。

対策をしておけば、寝返りをしてもピアスホールへの負担や化膿の可能性は低くなります。

気にしすぎて眠れないなどは、考えすぎないようにしましょう。

痛くて寝られない時はどうすればいい?

ジンジンとピアスホールが痛む場合は、保冷剤にガーゼを巻いた物を当てて冷やしましょう。

あるいは、ボディソープや洗顔料をよく泡立ててピアス部分を洗いシャワーで流すと、痛みが軽減することがあります。

それでも痛みが取れない場合は、ロキソニンなどの鎮痛剤を使って、一時的に痛みを逃がすという方法もあります。

ピアスホールが赤く腫れて膿が出てきた場合、雑菌が入ってしまった可能性があります。

膿が少し出ている程度なら消毒をきちんとして、ピアスを少し抜き綿棒で抗生物質入りの軟膏を塗りましょう。

この方法で1週間続けても改善されなければ、病院で診察を受け治療するようにしましょう。

へそピアスは睡眠時どうすればいいの?

へそピアスの場合ピアスホールの安定までの期間が他の部位より長いです。

したがってファーストピアスを着けたまま寝る時間が多くなります。

また睡眠時以外も極力付けっぱなしにしたほうがいい部位です。

付けっぱなしにすることが多い分、汚れが溜まりやすいので、清潔に保てるようにケアを行いましょう。

へそはちょうど寝返りの時にねじれる位置になりますので、開けたばかりの頃は睡眠時の痛みが気になるかもしれません。

寝方がうつ伏せの人も、ピアスホールが安定してない段階では痛みを感じる可能性が高いです。

仰向けや横向きでも寝られる方は、ピアスホールが安定するまでの期間はこの寝方にシフトすると良いと思います。

どうしてもうつ伏せで寝たい場合は、怪我用のガーゼをするのがおすすめです。

ガーゼをすることで布団に引っかかって取れてしまう可能性が減ります。

仰向けや横向きで寝る方も、睡眠時の洋服には引っかかりにくい物を着るようにしましょう。

睡眠時以外でも服に引っ掛けて外してしまうケースが非常に多い部位ですので気をつけましょう。

口ピアスは睡眠時どうすればいいの?

口内に粘膜があるため、他よりピアスホールの完成が早いです。

その分寝ている間に外れてしまった場合、ピアスホールが閉じてしまう速度も速いです。
ピアスホールが安定していない間は、一番注意が必要な部位だと言えるでしょう。

こちらも枕カバーをしっかりと清潔に保つか、毎日枕カバーの上に清潔なタオルを被せて、寝返り時に雑菌が入らないようにしましょう。

枕カバー、タオル、布団はピアスのヘッドが引っかからない素材の物を選択しましょう。

ピアスホール完成後は安全面を考えると外して寝たほうが良いです。

寝ている間に外れて飲み込んでしまう可能性もゼロではないので、極力外すようにしましょう。

まとめ

今回は睡眠時のピアスの扱いについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

デザインにもよりますが、着けっぱなしに出来る物もあります。

着けっぱなしにしたい方は、購入時から睡眠時の事も考えたピアス選びをするのが良いと思います。

ファーストピアスの状態では特に、睡眠時に外れてしまってピアスホールが閉じてしまう例があるので注意が必要です。

耳以外のピアスでは少々勝手が変わりますので、注意しましょう。