軟骨ピアスの痛みをランキングにしてみた


軟骨ピアスの痛みは多くの人が気になっており、知恵袋系の質問掲示板でも頻繁に質問が寄せられているが、答えはバラバラで「結局どうなのよ!?」って感じですよね。

正直、痛みは主観的なものだし、耳の構造や開ける位置や上手さによって大きく変わってきちゃうから、個人的な感想になってしまうのが実際の所なんです・・・・

だからといって「個人差!」で記事を終わらしてもしょうがないので、友人のBurt氏(アメリカのピアッシングスタジオ勤務)に自分の経験やお客さんの感想から軟骨ピアスの痛くないランキングを作ってもらいました!

※Burtは顔出しNGだったので、画像はイメージです。

これを書くと元も子もありませんが、痛みに関しては本当に個人差があります。軟骨ピアスよりも耳たぶが痛かったという人もいます。個人的には適切に開ければ我慢できない程の痛みではないですが、痛みに強い人もいれば弱い人もいるので何とも言えません。あくまでも参考と考えてください。

前提知識


ここのランキングではイヤーロブ(耳たぶ)にピアスを開ける痛みを★☆☆☆☆(星1つ)として五段階評価になっています!

つまり、★が多くなるほど痛いってことです。

もし、イヤーロブに開けたことが無かったら、ちょい痛めな注射くらいに考えておいてください。

軟骨ピアスをピアッサーで開けると、どの部位だろうと激痛ですし、尋常じゃないくらい腫れますし、最悪軟骨にバキバキに砕いてホールはできなく、病院通いという可能性が高いですのでおすすめしません。セルフで軟骨ピアスをピアッサーで開ける行為は本当に危険です!何度もいいます。本当に危険ですのでセルフで軟骨ピアスをピアッサーでは開けないでください。友達が大丈夫でも自分が大丈夫とは限りません。

ここでの痛みはピアッシングや病院で使用される、ピアス専用ニードルで適切に開けた場合の痛みです。

また、病院で開ける場合は麻酔を使用するため痛みはほとんど無くなりますので、痛みが怖い人は病院で開けることを強くおすすめします!

いきなり結果発表

理由などの詳細はこの後に詳しく説明していますが、まずは結論から!ということで、代表的な8つの軟骨ピアスの痛くないランキングはこうなりました。

本人も開けたことのある軟骨ピアスの代表的な部位である以下の8箇所に付いてのランキングとなってますが、あくまでも個人的意見ということを理解した上で、これから軟骨ピアスを開ける人は参考にしてみてください。

  1. ヘリックス ★★☆☆☆
  2. トラガス  ★★☆☆☆
  3. アウターコンク  ★★★☆☆
  4. アンチトラガス  ★★★☆☆
  5. ダイス  ★★★☆☆
  6. インナーコンク  ★★★★☆
  7. ロック(ルーク)  ★★★★☆
  8. スナッグ  ★★★★★

イメージよりも痛くない!?初級者向け!

誰でも我慢できる程度の痛みなので、軟骨ピアスに興味がある!という人はココから始めましょう。

一応ランキングなので、順位を付けていますが、実際はかなり個人差があるので人によっては前後することを予めご了承ください。

第一位:ヘリックス

痛み :★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆

ロブ(耳たぶ)よりも硬いので初めてだと少し時間がかかり痛くなることがあるけど、勇気を持って一気に貫通できちゃえば痛みは大したことないよ。
むしろ、開けた後に髪の毛や服を引っ掛けちゃった時が痛いね。
by Burt

最も人気のある軟骨ピアスですが、痛みも最も少ないという結果になりました!

耳たぶと痛みは変わらない!って人もいるくらい痛みは少ないようです。

ただし、アンテナヘリックスだと耳の形状によっては少し痛みが強くなる場合もあるので注意してください。

twitterや掲示板にはすごく痛かったと書いている人達がいますが、その多くはピアッサーで無理やり開けた人達なのです。

口コミを見る場合はピアッサーかニードルのどちらで開けたかを明言している口コミだけを参考にしましょう!

第二位:トラガス

痛み :★★☆☆☆
難易度:★★☆☆☆

痛みはヘリックスやロブ(耳たぶ)とほとんど変わらない、むしろトラガスの方がロブよりも痛くなかったって人もいるくらいだよ。ただ、セルフでやる場合はニードルの加工など少しむずかしいので、手間取ったり、位置を間違えると腫れて痛くなってしまうから注意が必要だね。
by Burt

人気の軟骨ピアスが痛くないランキングでもワンツーフィニッシュですね。

トラガスは軟骨が比較的薄いので痛みが少ないようですが、初心者には開けるのが少し難しいので、慣れた人に手伝ってもらうか病院で開けてもらうのがオススメです。

第三位:アウターコンク

痛み :★★★☆☆
難易度:★★☆☆☆

この部位は特に個人差が大きい部位なんだ。ヘリックスと近い位置に開ければあまり痛くない場合もあるが、開ける位置によっては軟骨が分厚くなっており、貫通させるまでに時間がかかる場合があるから痛みも強くなってしまうんだ。イメージとしては耳の中心に行くほど痛くなるって感じかな。
by Burt

アウターコンクは面積が広いため、開ける位置やそれぞれの耳の構造によって痛みがかなり変わるみたいです。

注意したいのはヘリックスと同様に髪の毛や服を引っ掛けてしまい腫れてしまうことで、実はピアスの穴を開ける痛みよりも、開けた後の痛みの方が問題なんです。

腫れてしまうと常に痛み止めを服用しなければならないほど痛くなってしまう場合もあるので気をつけましょう!

第四位:アンチトラガス

痛み :★★★☆☆
難易度:★★★☆☆

アンチトラガスの形状は個人差があるので、人によって感想がかなり違うのが特徴。トラガスと同じくらいという人もいるし、ロックよりも痛かったという人もいる。こうゆう差は一番はセルフでやっている場合に出てしまいがちで、適切な場所でピアッシングを行えばトラガスと同じくらいの痛みという人が多いよ。ただ、分厚かったり、角度的にホールを開けにくい形状の人は少し痛みが強いかもしれない。
by Burt

痛い人と痛くない人の両極端の意見が聞かれるのがアンチトラガスです。

軟骨の構造にかなり個人差があるので分厚い人は痛く、薄い人は痛くないと感じるようです。

自分がどちらか気になる場合は病院などで相談してみましょう。

怖いなら病院へGO!?中級者向け!

第五位:ダイス

痛み :★★★☆☆
難易度:★★★★★

ダイスは軟骨の中でもそこまで分厚くないので、適切に開ければそこまで痛くはないよ。ただ、セルフで開けるとなると角度が難しく、短時間で一気に正確に貫通しないと腫れてしまってかなり痛くなる可能性があるので、かなり慣れている自信がない限りやめといたほうがいいよ。
by Burt

ダイスは構造上そこまで軟骨は分厚くないので、適切に開ければそこまで痛くないのですが、最も複雑に入り組んだ部位なので適切に開けること自体が困難です。
トラブルなしにセルフで開けるのは相当難しいので、結果的に腫れるなどして痛いと感じる人が多いようです。

第六位:インナーコンク

痛み :★★★★☆
難易度:★★★☆☆

インナーコンクは軟骨ピアスの中でも一番分厚いとされている部位だから、かなりの力を込めないと貫通しない。貫通に時間がかかるとそれだけ痛みも増すし腫れる可能性も高くなるから、軟骨が厚い人は一番痛いって言う部位だね。セルフでやるんだったらある程度慣れてからやったほうがいい。ただ、耳の軟骨自体が元々薄い人は全然痛くないって言うよ。個人的にはそれなりに痛かったし、かなり力も必要だったよ。
by Burt

インナーコンクは耳の穴に一番近いくぼみの部分です。
自分で触ってみるとわかるように、ヘリックスなどよりも軟骨が相当分厚いです。
全然貫通しないで何分もニードルをグリグリ突き刺すなんてことをしたらとてつもなく腫れるので、注意しましょう!

第七位:ロック(ルーク)

痛み :★★★★☆
難易度:★★★★★

ロックはセルフでやると難しく、痛みや腫れがひどくなりがちな部位。ロックが痛くないって人はあまり聞かないかな。インナーコンクの次に厚い軟骨を貫通しなければならないからそれだけ痛みも強くなるんだ。ここら辺はヘリックスやトラガスとは痛みが別次元だから可能なら適切な施術を行う場所で開けてもらったほうがいいね。
by Burt

個人的な感想としては私が一番痛かったのはロックですね。

セルフで開けましたが、角度を考えながら開けるので、一気に貫通させることができず、結果、かなり腫れました。

痛みが怖いなら病院をひたすらお勧めします。

第八位:スナッグ

痛み :★★★★★
難易度:★★★★☆

耳の軟骨ピアスで一番痛いのはスナッグだろうね。かなり軟骨が分厚いのもそうだけど、そもそも安定するまでが非常に大変なんだ。他の軟骨ピアスは似た痛みだが、スナッグだけは別次元で痛いって言うひともいるよ。まずセルフでは絶対にオススメしない部位だね。
by Burt

スナッグは安定するのが非常に難しく「奇跡のピアス」とまで言われている軟骨ピアスです。

分厚い軟骨の端にホールを開けるので腫れやすく、もし服や髪の毛も引っかかると激痛です。

開ける瞬間の痛みも一番ですが、開けた後安定するまでずーっと痛いスナッグが最も痛い軟骨ピアスに選ばれました。

軟骨ピアス痛くないランキングまとめ

多くの人が開けたいと思うヘリックスやトラガスはあまり痛くないので、安心してください!

★が3つ以上の部位はセルフでやると適切に開けない限りかなりの痛みになるので、可能なら病院で麻酔を使って開けてもらうのがお勧めです。

また、開ける痛みは一瞬ですが、腫れたりすると痛みが数ヶ月間慣れない痛みが続いたりするので、セルフでやる場合は特に注意してください。