軟骨ピアスに興味あっても、まわりに気軽に相談できる友達がいるとは限りませんよね。
ネットを探しても情報が散らばっていて、初心者向けに基礎知識がまとまっているサイトがあまりない・・・・。
そこで、軟骨ピアスのコーディネートから開け方や部位の名前、ピアスの種類におすすめのサイズ、ファーストピアスの選び方まで網羅した軟骨ピアスに関する基礎知識の記事をまとめました!
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軟骨ピアスの位置や名称
耳につけるピアスの中で、耳たぶ以外の軟骨がある部分につけるピアスのことを「軟骨ピアス」と呼びます。
日本で人気なところだと耳の外周部につけるヘリックスや耳の穴の上に突き出している部分につけるトラガスという部位があります!
マイナーなところまで含めると12〜13種類くらいあって、つける部位によって呼び方やつけるピアスが異なってくるので奥が深いピアスです。
耳ピアスの名前と位置軟骨ピアスのコーディネートを見てみよう!
興味はあるけど本当に開けるかどうか迷っているという方は色々なコーディネートを見て、自分好みのピアスコーデを見つけるのがおすすめです。
コーディネートによって全然印象が変わる!
上の2つは同じヘリックスという部位ですが、つけるピアスの種類や材質で印象がかなり変わるということがわかります。
軟骨ピアスといえばステンレスのハードなスタイルがイメージとしてありますが、コーディネート次第ではカッコよくも可愛くもなるので、ぜひいろいろなコーディネートを参考にしてみてください。
各部位のおすすめコーディネートをまとめた記事があるのでよかったら参考にしてみてください。
国内外の芸能人やハリウッド女優のコーディネートなどもまとめています!
軟骨ピアスを開ける方法
軟骨ピアスを開けるには主に4つの方法があります。
個人的なおすすめ順に簡単にメリット・デメリットを紹介いたします。
病院で開けるメリット・デメリット
- 衛生的でトラブルが少ない
- 麻酔で痛みを和らげることができる
- ホールの位置などを相談できる
- 価格が少し高い
- 近くに良い病院があるかわからない
軟骨ピアスはイヤーロブ(耳たぶ)よりもトラブルが起きやすいため、少しでも心配な方は病院で開けることをおすすめします。
ただし、すべての医師がピアッシングの正しい知識を持っているわけではないので、どの病院でも安心ではありません。
絶対に選んではいけない病院の見極め方と、具体的な病院の選び方をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
軟骨ピアスを開ける前に絶対に知っておくべきこと 【正しい病院選び】自分で開ける(セルフピアッシング)メリット・デメリット
- 病院よりも安い
- 好きなときに気軽に開けれる
- 病院よりトラブルが起きやすい
- 病院より位置がずれやすい
- 部位によっては開けづらい
- 麻酔が使えない
自分で軟骨ピアスを開けることも可能です!
メジャーなヘリックスやトラガスという部位であれば痛みもそこまで強くないし、難易度もそこまで高くないので自分で開けちゃう人も多いです。
14Gか16Gのニードルという器具を使うのが一般的です。
ピアッサーを使う人もいますが、めちゃくちゃ痛いですし、おすすめしません・・・。
軟骨ピアスにピアッサーを使うことをおすすめしない理由はいかに詳しくまとめました。
【最悪手術】軟骨ピアスは絶対にピアッサーで開けてはいけない3つの理由軟骨ピアスの各部位の開ける方法や痛み、アフターケアについては以下に記載があるので是非参考にしてみてください。
【完全保存版】耳たぶから軟骨ピアスまでセルフで開ける方法ピアッシングスタジオで開ける
- マイナーな部位でも開けることができる
- 医師免許が無いので違法
- 実績がほとんどない可能性がある
- 衛生管理に信用がおけない
ピアッシングスタジオは良いお店であれば自分で開けるよりも痛みが少なく、トラブルも少なく、マイナーな位置に開けることができます。
しかし、厳密に言えばピアッシングスタジオは違法であり、問題が多いお店も多いので、当サイトではおすすめしていません。
都内には病院よりもいい!と言われる人気のショップなどもあるので、選ぶ場合は自己責任で施術してもらうようにしましょう。
それぞれのメリット・デメリットまとめ
病院、セルフピアッシング、ピアッシングスタジオなどのメリット・デメリットは以下の記事に詳細が書いてあるので、ぜひこちらもご確認ください。
ボディピアス(軟骨ピアス)の正しい開け方 〜自分で開ける?or病院で開ける?〜自分で軟骨ピアスを開ける痛みは?
「軟骨ピアスは自分で開けると痛そう」と思われていますが、部位によっては耳たぶと対して変わらない!と感じる人もいます。
ヘリックスやトラガスなど人気の部位は比較的痛みが少ないですが、ロックやスナッグなどは慣れた人でないと地獄になります。笑
軟骨ピアスのランキング
軟骨ピアスは部位によって痛みが全く違うので、アメリカのピアッシングスタジオの友人に痛みランキングを作ってもらいました。
自分で開けたい部位の痛みがどの程度かは以下にランキングを作成したので参考にしてみてください。
軟骨ピアスの痛みをランキングにしてみたただ、個人差が大きいので、ここで色々と言うよりも、実際に開けたことがある人の生の声をご紹介します。
ヘリックスの痛み
全然違います…!人にもよると思うんですが、私のヘリックスは大学の頃バイト先でノリでピアッサーで開けた箇所でして、開けたときもその後も酷い痛みだったのを覚えてます…
ニードルで開けたトラガス、インナーコンクが全然痛くなかったので、試しに今回セルフしましたが痛くありませんでした!— 明智様に有給あげたい (@mojuiom) 2017年10月24日
トラガスはピアッサーで開けてもらったけど
耳で一番痛かったかもw
ロブとヘリックスは痛み変わらないけどな— 探宮@零 (@Tankyu0925) 2017年10月24日
しかしメチャメチャに腫れるヘリックスたん… 万里たゃもあの痛みを耐え抜いた時期があると思うと愛おしさ爆発する…マジ寝れないんだよね…笑
— 今日もいい天気だよ (@__ksms2) 2017年10月19日
開けてる人少ないですし最高ですよ…!
ヘリックスはニードルで人に開けてもらいました!!開けた人がうまかったのか開けた時の痛みはそれほど無かったです。
ただヘリックスはすごく腫れましたね…あと開けて一ヶ月位は洋服脱ぐ時とか引っかかって痛かったです…— とみしん (@lespaultaro) 2017年10月16日
耐えきれずヘリックスにふたつ。
アウターコンクの時よりは痛くない気がする…体の外側にいくほど痛みが減る…みたいなそんなことある?— Junko Chida (@rdlttrdy) 2017年10月9日
昨日ヘリックス開けたのに痛み無さすぎてドン引きしてる…い、痛くなるのか……?
— まおう@ライブをおくれよ (@URBAN_BEASTS_) 2017年9月26日
軟骨開けるの痛い?てよく聞かれるけどヘリックス(横)は開けた時くそ痛いけど後はそんなに。
アンテナヘリックス(縦)は開ける時痛くないけど髪がひっかかりやすいからなかなか安定しなくてずっと痛い。開けた時の痛みの違い、安定速度は人それぞれだけど
ピアッサーよりニードルのが楽です— うの (@LovesUno) 2017年9月23日
トラガスの痛み
トラガス開け方に癖ありますが痛みは普通のところより全然痛くないのでおすすめです!
— あめすぴさん🚬 (@amesupirin) 2017年10月9日
トラガスのピアッシングはかなり痛かったので、ラマーズ法で乗りきった👂
ニードルで開けたから痛みは耐えられたけど、ピアスガンだとかなり痛いハズ👂
しかしその痛みさえもまた癖になるのだ
またピアス開けたいが耳以外かな
お金あればマディソンか胸にマイクロダーマルを埋め込みたいぞ— 香月 (@bae58951cead473) 2017年10月26日
私全部スタジオだったけど、耳たぶ深め含めて一番痛み無かったのトラガスだったー(*´◒`*)
しかし電話の時とても邪魔なので、そこだけ注意_(:3」z)_— ももたろ(ノ)`ω´(ヾ) (@poooh_taro) 2017年10月25日
全然痛くないですよ〜〜〜〜〜
耳たぶあけるときよりも
痛みが長いかな?ってくらい!
トラガスもあけたけど
全然痛くなかったよ〜〜〜!!— 鈴々兎 ♥ 12/24 コミエス (@rito_3y) 2017年10月25日
トラガスはピアッサーで開けてもらったけど
耳で一番痛かったかもw
ロブとヘリックスは痛み変わらないけどな— 探宮@零 (@Tankyu0925) 2017年10月24日
トラガス汁も出ないし痛みもなくてめちゃくちゃ安定しているからみなさんも開けましょう
— ねむろ (@Virtualstar5) 2017年10月22日
軟骨ピアスの種類を知ろう!
ゲージが合えばどんなピアスでも使うことができますが、軟骨ピアスで人気のあるピアスの基本的な形だけでも多くの種類があります。
◆バーベルピアス
両側(片側)にボールがねじ式で止まっていて、チタン製やサージカルステンレス製のものが多く、アレルギーになりにくい素材が使われています。
ストレートバーベル
最も一般的なバーベルピアスでシャフトが6mm〜20mm程度のものが多くサイズ展開が広いため、ほとんどの部位につけることができる人気のピアスです。
着脱がしやすく、手入れも行いやすいので、ヘリックス・トラガス・インナーコンク・アウターコンク・スナッグ・アンチトラガスなど多くの部位のファーストピアスとして使われます。
インダストリアルバーベルピアス(ロングバーベルピアス)
インダストリアルと呼ばれる2つのホールをつなげるスタイルに使われる長いバーベルピアスです。
2つの穴をつなげるため、穴と穴の距離は個人差があるため35mm〜55mmと広いサイズ展開が特徴です。
ラブレットピアス
片側だけが取外し可能なボールになっており、片側は平たいディスクと呼ばれる取り外しができないピアスです。
片側が平たいので、イヤホンと干渉しないため、トラガスを付ける人にすごく人気のピアスです。
ファーストピアスとしてはあまりおすすめできませんが、片側が耳の裏に行く位置のピアスを開けている人には髪の毛が引っかかりにくいなどのメリットもあるのでおすすめです。
バナナバーベルピアス / カーブバーベルピアス
ゆるやかに曲がっているバーベルピアスをバナナバーベルピアスと呼びます。
ロックやダイスなどのファーストピアスとして使用されることが多く、軟骨ピアス以外だと眉毛などにも使われたりします。
片方のボールが大きく、ジェムがついているヘソピアスによく使われるタイプもあります。
サーキュラーバーベルピアス
バナナバーベルよりもしっかりと曲がっており、輪を作るような形をしています。
軟骨ピアスの様々な部分に使えるほか、鼻の真ん中につけるスタイルなどで有名なピアスです。
スパイラルバーベルピアス
シャフトが螺旋状になっているピアスです。
使い所が難しいですが、ヘリックスにつけると耳を包み込んでいるように見えるコーディネートができます。
リングピアス
リング状になっているピアスで、おしゃれなアイテムが多いですが、初心者にはつけるのが難しいので注意が必要です。
キャプティブビーズリングピアス
リングに一つボールが付いており、ホールに通してからボールを付けます。
髪の毛などが引っかかってしまうリスクが高くなるためあまりファーストピアスにはおすすめできませんが、様々な部位につけることができ 、最も人気のある軟骨ピアスの一つです。
慣れないと鏡を見ながら自分でつけることが難しいので、付ける前に手元で練習しましょう!
セグメントリングピアス
シームレスリングとも呼ばれており、キャッチを付けた後は完全なリングの状態になるピアスです。
付ける時にオープンプライヤーという工具を使いながらじゃないと付けることが難しいため、上級者向けのピアスです。
ただし、ヒンジが付いており、初心者でも失敗なく付ける事ができるタイプも最近では販売されているのでおすすめです。
以下の記事では軟骨ピアス以外に使うピアスも含まれていますが、それぞれの種類を簡単に紹介しておりますので、自分に合ったピアスを選ぶ参考にしてみてください。
ボディピアス(軟骨ピアス)の種類と形状軟骨ピアスのサイズを知ろう!
内径・シャフトの長さ・ゲージなどピアス特有のサイズ表記って分かりにくいですよね。
ゲージ(G):ホールに通す部分(シャフト/ポスト)の太さを表す単位。
┗ファッションピアスなら20G,18G、軟骨ピアスなら16G,14Gがおすすめです。
シャフトの長さ:バーベルピアスの耳に通すことができる部分の長さ。
┗軟骨ピアスのファーストピアスには8mm~10mmがおすすめ。
内径:リングピアスの耳に通すことができる部分を含まない円の内側の直径
┗軟骨ピアスのファーストピアスには8mm~10mmがおすすめ。
各部位におすすめのファーストピアスのサイズなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ボディピアス(軟骨ピアス)のサイズとファーストピアスの選び方軟骨ピアスのアフターケア
軟骨ピアスは開けたら終わり!ではありません。
ホールの安定まで半年から一年ほどかかるため、開けてからが本番だと心がけましょう。
日々の適切なアフターケアをしていればトラブルになる可能性を減らすことができます。
とにかく触らない!!
慣れないうちはピアスが気になって触ってしまったりしがちですが、「触る=トラブル」と思ってもいいくらいにトラブルの大きな原因です。
手のひらには百万個以上の雑菌が付いていると言われており、まだ傷口が塞がりきっていないピアスホールに雑菌が入り込むと様々なトラブルの原因となってしまいます。
トラブルを回避するためには、洗浄する時以外はとにかく触らない!気になっても触らない!これを守ってください。
消毒しない!
誤解している人が多いですが、ピアスのアフターケアとしては「消毒はしてはいけない!」ということを覚えておきましょう。
消毒をすると必要な菌まで殺菌してしまうだけでなく、皮膚に負担をかけてしまうので肌荒れの原因となります。
傷口を消毒するような消毒液は使う必要はありません。
ピアス用の低刺激な消毒液も販売されているので、使うとしてもそちらを使うようにしましょう。
洗浄する!
ピアスのアフターケアとしては「消毒」ではなく「洗浄」が重要です。
普通に普段使っている石鹸などを泡立てて、傷口をなるべく刺激しないように泡で包み込んであげましょう。
その後、石鹸が残らないように丁寧にシャワーなどで流してあげればOKです!
普段のケアはこれだけで十分なんです。
軟骨ピアスのトラブル
軟骨ピアスは耳たぶと違って、軟骨に穴を開けるので、誤った方法で開けてしまったり、適切なアフターケアを行わないとトラブルが起きやすい部位です。
代表的なトラブルを紹介しますので、何かおかしいな?と思ったら参考にしてみてください。
腫れ
最も一般的なトラブルが腫れです。
軟骨ピアスを開けると基本的に腫れると思っていたほうがいいくらいに思っていたほうがいいです。
平均で1〜2mmほど腫れるので、ファーストピアスは2〜3mmほどシャフトに余裕をもたせた大きめのサイズを選ばなきゃいけません。
腫れる原因
腫れは主に2つの原因で引き起こされます。
原因によって対処法が違うので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
金属アレルギー
ピアスの腫れる原因として最もメジャーなものが金属アレルギーです。
悪化するとただ単に腫れるだけではなく、皮膚がめくれてくる場合もあります。
普段は大丈夫だったのに、新しいピアスをつけたときに腫れるようだったらまず金属アレルギーを疑いましょう。
チタンやサージカルステンレスという金属アレルギーが出にくい金属で作られるファーストピアスで腫れる場合は違う原因かもしれません。
ピアスホールに雑菌が入り込んだ
初めて軟骨ピアスを付けるときに殺菌が不十分だったり、つけた後に素手で触ったりするとピアスホールに雑菌が入り込み炎症を起こして腫れてしまいます。
また、炎症はかゆみや痛みも引き起こすので、さらに触りたくなり、どんどん悪化していく悪循環に入りやすいので注意してください。
肉芽
肉芽とはピアスという異物を排除しようとする体のメカニズムです。
単なる腫れでなく、皮膚の下にしこりがあるような症状やニキビのような症状だと肉芽を疑いましょう。
悪化するとイボのようになってしまって、なかなか治らなくなり、切除しなければならなくなる可能性があるので注意が必要です。
皮下埋没
腫れを放置していると、ピアスから圧迫されると血流が悪くなり、菌が排出できなくなってしまい、より大きく腫れてしまいます。
ピアスが埋もれてしまい、ピアスを取り外すことができなくなってしまうことを皮下埋没と呼び、手術が必要になる場合もあります。
トラブル対処
適切なアフターケアを行ったとしても、軟骨ピアスにはトラブルがつきものです。
初期であれば自分で対処できることもあるので、ただただ放置せず、しっかりと対処しましょう。
ピアスを外す
最も簡単で、最も効果がある対処はピアスを外すことです。
腫れた状態でピアスをつけたままにすると幹部を圧迫してしまい、治りづらくなってしまうため、まずはすぐにピアスを外すことをおすすめします。
特に、金属アレルギーが疑われる場合はピアスを外さない限り改善があまりみこめません。
ピアスを外して数日様子を見て、症状が緩和されるかどうかを確認しましょう。
ただ、ファーストピアスの場合は外せないかと思うので、他の方法を試してみましょう。
患部を冷やす
腫れている状態では患部を冷やすことが効果的です。
腫れると細胞に水が一時的に溜まり、正常な状態ではなくなることで痛みやかゆみを引き起こすので、冷やすことで細胞の活動を抑え、症状を緩和させることができます。
抗生物質の入った薬を使う
抗生物質を使うと細菌性の炎症を抑えることができます。
塗るタイプと飲むタイプがありますが、塗るタイプなら薬局などで1,000円程度で買うことができます。
ただし、細菌性の炎症かどうかを見極めるのが素人には難しいので、薬を使いたいなと思ったらまずは病院に行って診断を受けたほうが確実です。
病院に行く
腫れがひどくなったり、かゆみや痛みが強くなってきたら自分で治すことは正直難しいです。
原因の特定がしっかりできないと対処も効果的にできないので、とにかく病院に行くようにしましょう。
軟骨ピアスの基礎知識のまとめ
いかただったでしょうか?
まずはコーディネートをみてイメージをふくらませ、ピアスの開け方を選び、部位、種類、サイズの知識を得た今、もう軟骨ピアスを開ける準備は万端なはずです!
軟骨ピアスを開けたらオシャレの幅は一気に広がりますので、ぜひ検討してみてください。