ピアスの開け方、痛み、アフターケア 【イヤーロブ(耳たぶ)】


ピアスと言えばイヤーロブ(耳たぶ)をイメージする人も多いのではないでしょうか?

比較的安く病院で開けることもできますし、初心者の方でも正しい知識があれば自分で開けることもできます。

通常のファッションピアスを付けるのはもちろん、拡張を行ってラージホールにしたり、上の方にホールを開けることでヘリックスのように見せることもでき奥が深いのがイヤーロブ(ヘリックス)です。

病院で開ける方法

イヤーロブ(耳たぶ)は自分でも開けやすい部位ですが、それでも病院で開けたほうが腫れを抑える薬なども処方してもらえるので安心です。

病院を選ぶ

イヤーロブ(耳たぶ)のピアッシングは多くの病院で取り扱っています。

美容医療口コミ広場などの検索サイトで自分が行ける範囲の病院を探してみましょう。

ピアッサーで開ける病院もありますが、術後のことを考えるとニードルで開けてもらえる病院のほうが良いと思いますので事前に病院に確認しましょう。

病院で開ける際の相場

両耳で5,000円前後(ピアス代込)で開けることができるので、軟骨ピアスなどに比べると非常に安く開けることができます。

病院で開ける際の注意点

イヤーロブ(耳たぶ)の場合は軟骨と違って麻酔を使わない施術が一般的です。

痛みは自分で開けるのとあまり変わらないと思っておいたほうが良いでしょう。

自分でピアスを開ける

実際、衛生面では多少異なりますが、病院でもピアッサーやニードルを使って開けるので、痛みに関してはあまり変わらず、アフターケアをしっかりとできれば自分で開けるのもいいと思います。

病院にしようか自分で開けるか迷う場合は以下の記事にそれぞれのメリットデ・メリット、さらにピアッサーとニードルのメリット・デメリットを説明しているので、参考にしてみてください。

ボディピアス、耳、トラガス、耳たぶ、ヘリノックス ボディピアス(軟骨ピアス)の正しい開け方 〜自分で開ける?or病院で開ける?〜

それでは自分でピアスを開ける方法をご紹介いたします。

正しくピアッサーで開ける方法

ピアッサーでの開け方

イヤーロブ(耳たぶ)に一番気軽にピアスを開ける方法はピアッサーです。
自分で針を押し込むタイプとバネを利用して一瞬で開けるタイプとありますが、バネ式がおすすめです。

ファーストピアスと一体型になっているものが多いので、ホールを開けたら終わり!という手軽さが一番のメリットだと思います。

ただし、自分で開けるのであれば痛み、トラブルの少なさを考えるとニードルの方がおすすめです。

事前準備

まずは下記のものを用意します。

  • ピアッサー(1ホールに1つ)
  • スキンマーカー(ピアス専用あるいは顔料インクのペンでも代用可能)
  • 消毒液(薬局などで売っている市販のもので良い)
  • 清潔なコットン(綿棒などでも良い)

ピアッサーの入手方法

ピアスを扱っている雑貨屋さんやドン・キホーテなどの店舗でも取扱いはありますが、バネ式で一気に開けれる物を選ぶのがいいでしょう。

また、ネットでも購入できます。

ピアッサーで開ける手順

1, しっかりと手を洗う
石鹸などでしっかりと手を洗いましょう。

2, 消毒液を開けたい部位に塗る
コットンや綿棒に消毒液をつけ、表と裏の両方を丁寧に消毒しましょう。消毒した後はむやみに開ける部位を触らないようにしましょう。

3, ピアッサーで開けたい部位にスキンマーカーで印をつける
特に両耳に開けたい場合は、左右で高さが異なったりすると見栄えが悪いので、必ず鏡などを見ながら印をつけ、可能ならば友達などにも確認してもらいましょう。この手順をマーキングと言います。

4, ピアッサーを使ってホールを開ける
耳たぶとピアッサーを垂直にして、ピアッサーの金属軸をマーキングした印に合わせてピアッサーを使います。

ピアッサーを販売している株式会社ヒーローがピアッサーの使い方を動画で紹介しているので参考にしてください。

ピアッサーの説明書に従い、ファーストピアスのキャッチを装着して完了です。

ピアッサーの注意点

ピアッサーは肉を潰して穴を開けるため、痛みが強く継続する傾向があります。

また、肉芽と呼ばれるしこりが患部にできてしまう可能性も高くなるため、日々のアフターケアを怠らないようにしましょう。

正しくニードルで開ける方法

ニードルはピアッサーよりも先端が鋭く、キレイにホールを開けることができ、痛みも少なく、腫れなどのトラブルも起きにくいのでおすすめです。

ただし、ファーストピアスやニードルを自分で滅菌し、ホールを開けた後にファーストピアスを自分で入れなければならないので、慣れないと痛くなるので注意が必要です。

ニードルでの開け方

事前準備

まず、以下のものを用意します。

  • ニードル(18G)
  • ファーストピアス(ニードルと同じゲージ)
  • スキンマーカー(ピアス専用あるいは顔料インクのペンでも代用可能)
  •     

  • 消毒液(薬局などで売っている市販のもので良い)
  • 清潔なコットン(綿棒などでも良い)
  • 抗生物質入り軟膏
  • 消しゴムかコルク
  • 清潔な小さい器
◆ニードルの入手方法

ピアッサーはドン・キホーテなどでも売っていますが、ニードルは店舗では販売しておらず、ネット通販で購入する必要があります。

しかも、楽天などではなぜか販売が無く、 Wowma!でしか売っていないので注意が必要です。

ネット通販と聞くとクレジットカードが必要と思うかもしれませんが、コンビニ払いなどがあるので購入は可能です!

参考 ピアス用ニードル 12G 14G 16G 18G 20GWowma!

ニードルで開ける手順

基本的な流れはピアッサーと同様です。

1, しっかりと手を洗う
石鹸などでしっかりと手を洗いましょう。

2, ニードルやピアス、消しゴムを消毒する
滅菌済のニードルで無ければ清潔な小さい器に市販の消毒液を入れて、ニードルとファーストピアス、消しゴムを漬けておきましょう。

3, 消毒液を開けたい部位に塗る
コットンや綿棒に消毒液をつけ、表と裏の両方を丁寧に消毒しましょう。消毒した後はむやみに開ける部位を触らないようにしましょう。

4, ニードルで開けたい部位にスキンマーカーで印をつける
特に両耳に開けたい場合は、左右で高さが異なったりすると見栄えが悪いので、必ず鏡などを見ながら印をつけ、可能ならば友達などにも確認してもらいましょう。この手順をマーキングと言います。

5, ニードルを使ってホールを開ける
ニードルに力を加えた時に耳が動いてしまってホールが斜めになってしまうので、開ける部位の裏に消しゴムをあてます。

片手で耳と消しゴムを固定し、ニードルを耳に垂直にして、ニードルをマーキングした印に合わせて一気に貫通させます。

貫通させた後は消しゴムは離してしまって大丈夫です。

このまま数分落ち着かせることでファーストピアスの付け替えがやりやすくなります。

6, ニードルの端にファーストピアスを当てて徐々にニードルを抜く
ニードルを完全に抜いてしまうと、ホールが狭くなり、ファーストピアスを入れるのが痛くなってしまうので、穴が空いたニードルの尖っていない部分にファーストピアスの端をあてて徐々に抜いていきます。

ニードルの穴にファーストピアスがピッタリとハマるわけではないので、ゆっくりと慎重に抜きつつ、ファーストピアスを穴に入れていってください。

最後にキャッチをつけて完了です。

イヤーロブ(耳たぶ)のアフターケア

軟骨ピアスに比べてばトラブルが起きづらいですが、毎日の洗浄はしっかり行うようにしましょう。

「洗浄」の方法やトラブルの対処法はコチラの記事を御覧ください。

ピアスホールの絶対に知っておきたいアフターケア

気をつけなければならないことは以下のとおりです。

  • 患部に消毒液をつけない
  • 「洗浄」を毎日行う
  • むやみにピアスを動かさない
  • ホールが安定するまで(1~2ヶ月程度)はピアスを外さない
  • 腫れや出血がひどい場合は医師に相談する

イヤーロブ(耳たぶ)をあける痛み

ニードルで開ければピアスの中で一番痛くないと言われています。

ピアッサーで開ける場合は開ける瞬間は一瞬なのでそこまで痛くないですが、しばらく痛みが続きますし、もしも腫れてピアスが埋もれると激痛になります。

また、ファッションピアスをつけるイヤーロブ(耳たぶ)の下の方よりも、ヘリックスに近い、耳たぶの外側上部の方が痛いと感じる人が多いようです。

痛みはどうしても個人差があるので実際に開けた人の感想を紹介するので参考にしてみましょう。

イヤーロブのファーストピアス

ストレートバーベルピアス
すぐにオシャレなピアスを付けたくなってしまいますが、ファーストピアスはチタンや316Lサージカルステンレスと呼ばれる低アレルギー性の素材で作られたピアスを選ぶ必要があります。

イヤーロブにおすすめのファーストピアスの種類

イヤーロブ(耳たぶ)のファーストピアスにおすすめなのは316Lサージカルステンレスのものでも非常に安価に手に入るのストレートバーベルピアスです。

イヤーロブにおすすめのファーストピアスのサイズ

・ゲージ:18G
市販のピアッサーは20Gや19Gなど細いものが多いのですが、ファッションピアスでも18G近くあるものもあるので、20Gだと少しキツく感じるかもしれません。

・シャフトの長さ:8mm(耳たぶが厚い人は10mm)
すこしゆるい様に感じるかもしれませんが、6mmなどの短いピアスだと腫れた際にピアスが埋もれてしまい、患部を圧迫して激痛になるので最初は緩くても我慢しましょう。

・ボールサイズ:3mm~4mm
最初に重いピアスを付けてしまうと、ホールが綺麗にできず安定も遅くなってしまうので、女性であれば3mm、男性であれば4mm程度がおすすめです。

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